徹底網羅!安心の無添加キャットフードの選び方

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日本のキャットフードの安全基準はどうなっている?


2007年に、中国産の原材料をつかったペットフードが大量にリコールされる事件がありました。
被害の数は諸説あり、一説には3000匹以上がなくなったとも言われています。
この事件で、リコールを行った会社は一社ではなく、最終的には190にも上りました。

同じ業者がいわゆるOEM(委託製造)メーカーとして、各フードメーカーに卸していたため、被害がひろがったと思われます。
ドイツなどペット先進国は厳しい安全基準があるため、被害はうけませんでした。
国内では、それまでペットフードに関する規制などのルールがなく、やりたい放題の状態でした。

ですが、ペットフードの安全性確保を図るため、平成21年から「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が施工されました。
ペットフード安全法とも呼ばれています。
これにより、農林水産省及び環境省が定めた成分規格、製造方法に適合しないペットフードの製造、輸入販売は禁止されることになりました。

色々な表示義務やペットフードの輸入・製造業者は、届出が義務付けられ、事実上無法状態だった業界に一定の秩序が保障されることになりました。
キャットフードのパッケージでチェックできる点をまとめます。

①目的(「成猫用総合栄養食」など)
②内容量
③給与方法(給与量の目安など)
④賞味期限
⑤成分表示
⑥原材料
⑦原産国
⑧製造者名称・住所
などです。

キャットフードの検査機関には、主に、アメリカの「AAFCO(米国飼料検査官教会)」、日本の「ペットフード公正取引協議会」があります。
これらの栄養基準をクリアしたフードは、パッケージにその旨が表記されています。

ペットフード公正取引協議会は、昭和49年に設立。
日本の「ペットフードの表示に関する公正競争規約」、「ペットフード業における景品類の提供の制限に関する公正競争規約」を計るための活動をしている、事業者の団体です。
会員数は、68社あり、公正な競争の確保と消費者保護のため、自主的に設定されたルールに基づいた商習慣を守っていることの証です。

是非参考にして下さい。