徹底網羅!安心の無添加キャットフードの選び方

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安全なキャットフードとは


ペットフード安全法をご存知でしょうか。
近年犬や猫といったペットは家族同様に扱われ、多くの飼い主はスーパーやホームセンターで売られているペットフードを与えています。
しかし、ペットの食べるものに関しては、人間の「食品衛生法」といった法律が適用されず、長いこと、業者は何を使って製造しても、規制されない、いわば野放し状態でした。

そんな中、平成19年に、中国産の汚染されたコメグルテンがペットフードに混入し、何千匹もの猫が犠牲になる「大量リコール事件」が発生しました。
この事件で、報告されただけでも、500匹近いペットが腎不全にかかり、うち100匹以上が死亡しました。
数については諸説あり、3600匹死亡したとする説もあります。

原因となったメラミンは本来樹脂として利用されるもので、中国メーカーが食品のタンパク質含有量を贋造するため故意に添加していました。
汚染された原材料は、その後アメリカの輸入会社を通じて、アメリカ・カナダの製造会社へ渡り、そこから世界中の販売メーカー・ブランドへ流通していました。
この問題が発生して以来、日本国内でペットフードの製造販売にかかる規制がないということへの不安が高まりました。

そこで平成21年に施行されたのが、「愛玩動物用飼料の安全性の確保に関する法律」、俗にペットフード安全法とよばれる法律です。
この法律は、事業者の安全性確保の義務や、リコールの義務、製造基準などがもうけられ、規格に合わないペットフードは輸入・販売できなくなりました。
また原産国名、原材料名、賞味期限、製造業者の名称などの表示が義務化されました。

これ以前は、法の規制がゆるかったので、添加物が大量に入った悪質なペットフードが出回っていましたが、今は消費者がしっかり内容を見極めることができるようになりました。
もしもペットフードの異常に気がついたら、それが必ずしも安全性に直結するとはかぎりませんが、総いつ製品で同様の問題が発生しているか、事業者に確認してみましょう。
安いからといって飛びつかず、国内で製造されたものか、原材料は何か、添加物の有無など、必ず裏面を確認して購入したいものです。